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起業したての事業主の方へ!厚生年金や健康保険の加入要件を勘違いしてませんか?

   

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ijm2000 / Pixabay

 

起業されて当初は、アルバイトの方やパートタイマーの方をフル活用して事業を行っておられる方は多いと思います。

今回 フルタイムのパートタイマーの方を採用することになり、改めて今まで勤めて頂いていたパートタイマーの方の社会保険についても改めて調べてみたところ、驚くことが判りました。

■130万円の壁

普通、ご主人の扶養になっている奥様をパートタイマーで雇われてる方が基準とされてるのが”130万円”ではないでしょうか。

これさえクリアしていれば、社会保険に加入しなくてもいいと思われている方が多いのではないでしょうか。

いろいろ見ていると、社会保険の加入要件として「年収が130万円以上である」ことを挙げているサイトを見かけることがあります。

これは、大間違いです。

特に平成28年10月の改正でより厳しくなっています。

■平成28年10月改正のポイント

起業したての小規模な事業所であれば

・平成28年10月以前
パート・アルバイトの1日(又は1週間)の労働時間がおおむね4分の3以上
パート・アルバイトの月の労働日数がおおむね4分の3以上

・平成28年10月以降
「おおむね4分の3」としていたところの「おおむね」というぼやけた表現が外れました。

具体的には、

●通常の労働者の、1週間の所定労働時間と1ヶ月の所定労働日数が4分の3以上である短時間労働者は社会保険の適用をうける

という内容です。

このように年金事務所や年金事務センターでは、年収要件で判断はしていません。

たとえ年収100万円だったとしても、前述した要件を満たしていれば加入義務が発生することになります。

年収要件は、被扶養者要件の中ある、いわゆる”130万円の壁”と混同しているのではないでしょうか。

被扶養者になれるかどうかの年間の見込み収入130万円の要件は、改正でも変わっていません。




■それでも届け出はすべき

厚生年金と健康保険の保険料は、給料の総支給の約15%(厚年9%と健保5~6%)で、これを本人と事業主が折半して負担するようになっています。

事業主負担は、雇用者数が少ないうちはいいのですが、多くなると結構な金額になります。

雇われる側としては、収入が減るのでできるだけ加入したくないと言われることもあります。

しかし、法律改正で加入要件に該当する人は、払うべきものは払わなくてはいけません。

事業主も、”勘違いしてた”、”忘れてた”では、すまない問題です。

今一度、厚生年金と健康保険の適用要件を確認してはいかがでしょうか。

参考:日本年金機構 社会保険制度加入のご案内<事業主の方>

こちらを一通りご覧になることをお勧めします




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